■い草ラグ・ござの織り方
職人が織り成す伝統技法。洗練された匠の技

厳選された素材を職人の技が織りなすい草の織り方をご紹介いたします。
掛川(かけがわ)織
福岡独特の伝統的な織り方で最高級品の織り方です。大目織で、縦糸(90本)にパイレンの太い糸を使っています。座ったときの感触が非常によく、最高級品の長い「い草」を使っています。
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三重(さんじゅう)織
縦糸が330本あり西陣織の様に細かく浮き上がった三重構造の高級品です。良質柔軟性のあるい草を使用しています。袋織よりも更に鮮明に色柄を出すことができます。
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袋(ふくろ)織
縦糸を普通織より100本多く使用し、同一線上で二重にイ草を通した織り方で、糸数が多いため繊細な柄が出せます。縦糸が密なので、しっかりとして破れにくく強い織り方です。
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紋(もん)織
縦糸を235本使用した二重織りで柄がハッキリ出せる織り方です。普通織とも呼ばれます。
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大目(おおめ)織
い草と縦糸がからまる間隔が2.5~3cmあり、伝統的な織り方のひとつです。肌触りが非常に良くボリュームがあります。
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糸引(いとびき)織
畳の表面と同じ織り方で、縦糸が全く表面に出ないので汚れにくく、表面がなめらかでゴミも溜まりにくくなっています。双目織より打込み本数が約1~2割多いためボリュームがあり、丈夫で長持ちします。
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双目(もろめ)織
い草と縦糸がからまる間隔が約1cmあり、等間隔になった織り方です。畳に最も似た織り方で肌触りが良いのが特徴です。
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六重(ろくじゅう)織
330本の経糸と6色のい草を緻密にからみ合わせ複雑に柄を表現した大変厚味のある超高級品です。良質のい草だけで織り上げています。 原料い草は大変吟味された長くて色つやが良く、粒揃いの良い柔軟性のあるい草を吟味しています。
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柳川だんつうとは?
メーカーが定めた次の条件を満たす最高級「い草敷物」のブランドです。
一、 厳選したい草を畳一枚あたり四千以上しています。(一般的国産商品2,700~3,000本)
二、 商品に使用しているヘリは同じく九州地場産品の「久留米織り」で、およそ300~400個の糸を経でた紬の生地を使用しており、丈夫で長持ちします。
三、 商品を織った職人(網元)はこの道一筋20~40年の熟練の匠です。