い草 製品 Q&A

「い草」に関する様々な疑問・質問をまとめてみました。「い草」の性質やお手入れの方法を理解して、気持ちのいい「い草」ライフをお過ごしください。

・い草製品の表面には製造上「染土」や「染料」を使用しています。これは人体には無害ですが、商品が新しいうちは、手足や衣服に付着することがあります。ご使用前に必ず表面の乾拭きをして下さい。 (乾拭きの方法)
1)乾いた布・雑巾などを使用し、水拭きは厳禁です。(色ムラやカビの原因となります。)
2)表面全体を軽く2回ほど拭いて下さい。強く拭く必要はありません。強く拭くと色ムラの原因となります。

【ご使用上の注意点】
・商品の上に水などをこぼした時は、すばやくティッシュペーパーなどで水分を吸い取ってください。(布などで拭き上げますと、色ムラの原因となります。)
・商品が新しいうちは、多少の折ジワが残る場合があります。このシワは、ご使用と共に次第に馴染みますが、”くせ”が付くのを防止するため、周囲を数箇所カーペット用のピンなどで留めて、シワを伸ばした状態でご使用下さい。
・長時間敷いたままにしておきますと、稀に床材への圧着や変色などの悪影響を及ぼすことがあります。時々場所を移動するか、週に一回程度通気や清掃をして下さい。
・ ワックスがけ直後は商品が床面に貼りつく恐れがありますので、ワックスが完全に乾いてからご使用下さい。
・フローリングなど滑りやすい床でご使用になる場合は、滑り止め加工を施していない商品は滑りやすいので滑り止めシートなどのご使用をお勧めします。
・商品は皮膚への安全性などを確認の上、製品化されておりますが、万が一お肌などに異常を感じられた場合は、ご使用をおやめ下さい。

よくあるご質問

Q.フローリングの部屋に「い草」を敷きたいんですけど?

A. 裏にウレタン加工した商品をお勧めします。ウレタン加工をしていますのでフローリングの上においても滑りません。また、裏バリ商品を畳の上に敷いても問題ありません。ウレタンにも通気性があるからです。

Q.上敷き製品の中央とつなぎ合わせ部分と色が違うのですが?

A. へり際やつなぎ合わせ部分(い草の根本と先端)が中央部分(い草の中央)の色と違って見えることがあります。これは、い草製品の特性であり、不良ではありませんので、ご理解をお願いします。また、自然素材ですので、形状のバラツキやサイズが表示と多少異なることがあります。

Q.い草が切れて飛び出たようになっていますが、不良ではないですか?

A. 不良ではなく、イ切れという現象です。
い草は植物で、自然素材のものですので、化学繊維などと比べて切れやすい性質があります。織り上げる際に、機械の摩擦や乾燥などにより、い草が切れてしまった場合、切れたい草が飛び出すことがありますが、これはハサミや爪切りなどでカットしていただければ、そのままお使いいただけます

Q.カビが出たんですけどどうしたらいいの?

A. ・い草は常に空気中の水分を吸放出しています。近年の住宅では、このような働きのある材料の使用が少ないこともあり、湿度がこもり易く、高湿の状態が続くとい草製品のみが過剰に水分を吸収することになります。カビの胞子は、私たちの生活環境のあらゆるところに存在しますので、このような状態になるとカビは成長をはじめます。
(カビの対処法)
・できるだけ風通しの良いお部屋でご使用ください。また、天気の良い日はお部屋の換気や2時間程度製品の日陰干しをして下さい。
・古い畳やい草商品にはカビが発生しないのに、新しい商品にだけ発生しやすいのは、カビの成長に欠かせない養分が充実しているためと考えることができます。

Q.ダニがでたんですけどどうしたらいいの?

A.ダニが発生した時も、天気の良い日に裏表とも直射日光に1時間程度当てて表面(裏面)をブラシがけをしてください。ダニは微生物のため、食べ物のないところでは生存できません。主食となる、クズ、フケ、アカ、カビを防止すれば、ダニの発生を抑えられます。1日1回室内を掃除機での清掃をオススメします。また、ダニは高温多湿の場所を好むため、換気にも気をつけてください。
(ダニについて)
お部屋の中には約2万匹のダニなどの虫が畳やカーペットなどに潜んでいると言われ、約2万5千匹以上になると「ダニがいる」と感じるようになると言われています。
い草製品は自然素材であるために虫が付着する可能性がありますが、通常のご使用であれば、い草そのものから人体に害を与えるような虫の発生はありません。 しかし、他のカーペットと同じようにい草製品も、お掃除を怠ったりカビを放置したりしますと、食品の屑や人体のアカ・フケ、又はカビを主食とするダニやチャタテムシなどが大量に発生します。
虫が発見されると、い草商品から虫が発生しているように見えますが、実際にはここに原因があります。 これらの虫は人の皮膚を咬むことはありませんが、このダニなどを餌とし、人を咬む”ツメダニ”などの害虫が二次的に発生することがあります。
このように屋内には普段からダニなどが存在しますが、環境の変化などで大量に発生することがあります。 この場合は、シバンムシ類とチャタテムシ類にはお部屋の燻蒸処理を、ダニ類には加熱処理や殺虫剤処理をすると効果があります。 チャタテムシ類やダニ類は防カビ剤等で防カビ処理を行うことも効果的です。。

Q.「い草」は健康に良いと聞いたのだけど?

A.「い草」は湿度があるときは湿度を吸収し、お部屋が乾燥している時は水分を放出するといった湿度調節を行ったり、二酸化窒素やホルムアルデヒドを吸収するといった健康に良い素材です。

Q.使わない時の収納はどうしたらいいの?

A.陰干しをし、「い草」の目に沿って柔らかいブラシ等で拭き上げた後折りたたみ、新聞紙等で表面をくるみ、日当たりしない乾燥したところ(二階など)に保管してください。

Q.畳の上にジュースをこぼしたんですけど?

A.こぼれた部分が広がらないように水分を吸い取るように拭き上げてください。ジュース等がこぼれた部分は「い草」が水分を吸収しますので、他の部分と比べると多少色むらになります。色むらを防ぐ為水分のある部分に小麦粉又はベビーパウダーをなじませ掃除機で吸い取ってください。

Q.上敷きが両面使えるってどういうこと?

A.上敷きは両面無地で、生地の裏表がないために両面がご使用になれます。

Q.「い草」の色が青いのは、新しい「い草」が青いのですか?

A.「い草」の上敷きが青いのは、吹き付け加工を施しているからです。女性が化粧をすることと同じです。厚化粧をすれば青くなりますし、薄化粧をすれば「い草」の色が出ます。

Q.直射日光に当たっても変化しませんか?

A.直射日光に当たると色焼けがしますので、干す場合には裏干しをして下さい。窓際等に敷いている場合は、直射日光が当たらない様にして下さい。

Q.い草ラグ・ござを使用する場合、どのような事に気を付ければよいでしょうか?

A.まず、から拭きをしてホコリを取って下さい。多少色落ちする事がありますので新しい畳や、色の付きやすいジュータン等の上に敷く場合には新聞紙等を下に敷いて下さい。又、床面の凸凹がある時は、あてなどをして平らにして下さい。凸凹があると、ござの傷みが早くなります。

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