い草ラグ・竹ラグ・ござの選び方(上敷き・花ござ)
用途やサイズ、インテリアに合わせてお部屋に最適なござの選び方をご紹介致します
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い草ラグ・花ござ
フローリングなどの上に敷くためのものがい草ラグ・い草花ござです。補強のために裏面をフェルトやウレタンなどで裏打ちしたものも多く、部屋全体に敷き詰められるようにお部屋のサイズに合わせたものから、リビングルームのラグとして使用できるインテリア性の高いものまでサイズ・デザインも様々です。
上敷(うわじき)
家屋において畳の上に敷く場合には上敷(うわしき、うわじき)と呼びます。主として縁付きの柄無しで作られ、畳の上に敷いて縁の部分を上敷鋲で留めて用いられます。縁の向きが一方方向に向いているため、部屋を広く感じさせる視覚効果があります。畳替えの頻度を少なくさせ、両面使うことができます。
ユニット畳・置き畳
表面は畳と同じ「イ草」素材でできており、軽くて丈夫で、置くだけでどんな部屋にも簡単に畳のくつろぎスペースができるとっても便利なアイテム 。フローリングの一角を和のテイストを演出します。汚れても表面を水拭きできるポリピロプレン素材の商品も人気です。
寝ござ(い草シーツ)
酷暑を凌ぐ快眠グッズとして愛用されてきました。近年では、サマーシーツとも呼ばれ、都心を中心に寝苦しい熱帯夜を快適に過ごす夏の定番商品 。 布団の上に敷き、直接その上に寝るか、一枚シーツを掛けて 使用します。
■部屋全体に敷き詰めたい
部屋全体をい草のござで敷き詰めるにはい草の花ござと上敷きが適しています。フローリングの部屋を夏の模様替え用にインテリア性の高いものをお考えなら花ござ。和室の傷んだ畳を変えたい、一新したい場合は畳替えよりもお手軽で安価ない草上敷きがおすすめです。
部屋全体に敷き詰める場合の注意点は部屋の正確なサイズを把握すること必要です。通常部屋のサイズは 「○畳」という言い方をしますが、実は畳のサイズは地域によって異なり呼び名も違います。例えば同じ「6畳」でも江戸間だと261×352cmですが本間だと286×382cmと20~30cmも違いがでます。
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団地間
公団、アパート、マンション等の集合住宅のお部屋です。五六間とも呼ばれることもあります。
江戸間
関東・東北・北海道など東日本でよく使われております。別名田舎間、五八間とも呼ばれます。
三六間
別名中京間とも呼ばれます。中京地方で考案された規格です。現在では、愛知、岐阜、三重などの中京地方や、東北・北陸地方の一部、沖縄・奄美大島などで使用されています。
本間
桃山時代に考案されたと言われており、現在では京都を中心に近畿、中国、四国、九州など西日本で多く使用されています。京間、本間間とも呼ばれます。
サイズ一覧
団地間 | 江戸間 | 三六間 | 本間 | |
---|---|---|---|---|
1畳 | 85×170cm | 87×174cm 87×176cm | 91×182cm | 95×191cm |
2畳 | 170×170cm | 174×174cm 176×176cm | 182×182cm | 191×191cm |
3畳 | 170×255cm | 174×261cm 176×261cm | 182×273cm | 191×286cm |
4.5畳 | 255×255cm | 261×261cm | 273×273cm | 286×286cm |
6畳 | 255×340cm | 261×352cm | 273×364cm | 286×382cm |
8畳 | 340×340cm | 352×352cm | 364×364cm | 382×382cm |
10畳 | 340×425cm | 352×440cm | 364×455cm | 382×477cm |
部屋に敷き詰めるのにおすすめな 上敷き
部屋に敷き詰めるのにおすすめな い草花ござ
部屋に敷き詰めるのにおすすめな い草調PP(ポリプロピレン製)ござ
日本アトピー協会推薦品 洗える PPカーペット -バルカン-
江戸間2~10畳 本間2~10畳
日本アトピー協会推薦品 洗える PPカーペット -ガナッシュ-
江戸間1~8畳 本間1~8畳
日本アトピー協会推薦品 洗える PPカーペット -五木-
江戸間2~10畳- →PP(ポリプロピレン)ラグをもっと見る
■素材で選ぶ
い草
い草は非常に高い吸湿性を備え、乾燥時には蓄えた水分を室内に放出する特性を備えています。また空気清浄・消臭機能にも優れており、シックハウスの原因となる有害物質を吸着して室内の空気をきれいにします。
竹
竹には皮下部分と身の部分があります。皮下部分は目が詰まっていて、熱伝導率が高く綿シーツと比べても、-1℃~-3℃ひんやり感が違います。また除菌・抗菌効果もあり、夏の汗でベタベタした体で寝転がっても菌が繁殖するのを防いでくれます
PP(ポリプロピレン)
畳と同じ織り方で細口パイプで密に織り上げる劣化の少ない丈夫な素材です。い草の質感を再現しつつ、細かい織り方も可能。ダニやカビの発生がなく衛生的で、水洗いも可能です。日焼けの心配もないので色褪せることがありません。
籐(ラタン)
籐(ラタン)の特徴は、「軽さ」「柔らかさ」に対し「強さ」という一見相反する特徴を持ち、しなやかな籐(ラタン)の特性から複雑な曲線加工ができます。表面の皮を細く削ったものを、熟練の職人の手仕事で網代(あじろ)編みされたものを籐カーペット(あじろ)と呼びます。